小顔骨気(コルギ)

骨気で小顔になれる?

美容で悩む女性

セルフ骨気

エステやサロン・専門で行っている医院ではなく自分で行うセルフ骨気でも、コツさえ掴めば意外なほど骨は簡単に動いて顔も小さくなっていくのがわかります。 初心者がなんの知識も無く骨を動かそうとするのは危険な行為ですが、今ではインターネットでやり方を調べることもできますし、本も出版されているので自宅で行うセルフ骨気もひそかなブームになりつつあります。 プロの先生にやってもらうのはやはり高いですし、最初は自分でどんな感じか試してみよう、という動機でセルフ骨気を調べて実践する女性もいます。 セルフ骨気のポイントは自分の手の骨を顔面の骨に当てて、力を加えて顔の骨を動かすことです。 骨というのが肝心で、表面の肌や筋肉を手で刺激するだけではただのマッサージと変わりません。初めはよくわからないでしょうがそれだけでは骨気の効果を出せないので、手の骨の使い方が重要になります。 慣れるまでは骨と骨がちゃんと当たっていることを確認しながら、確実に骨に力が加わるよう行いましょう。押し加減も最初はどこまでやればいいのか不安でしょうが、ちょっと痛いくらいではなくそこからもう少し力を入れる感じです。 やりすぎてはいけませんが、これなら全然平気だな、という力加減では充分な効果は発揮されないと覚えておいてください。痛みを感じる程度に、でも我慢できないほど力いっぱい押しては危険です。 いまいち不安なら最初は骨気を施術してくれる医院などへ行って先生にやってもらいどれ位の力加減なのかを体験するのもよいでしょう。

小顔の施術

骨気で使う手の骨は手の平と手首の間にある頑丈な手根骨、そして親指の付け根の骨、親指の第一関節と中指の第二関節の骨、親指以外の指の第一・第二関節の間の骨と、かなりの骨を使うことになります。 頬骨のリフトアップでは頬骨で一番飛び出している、張っていて高くなっている部分の下側を支えるようにして、手根骨を下から頬骨にしっかりと密着させます。骨と骨が接しているような状態にします。 そのまま手根骨に頬骨を預けるようにしてゆっくりと頬骨に力を加えましょう。約10秒間押し続け、終わったら次は反対側も同じようにやります。 慣れるまでは片方ずつ確実にやるべきですが、何度もこなすうちに両頬を同時に上手に押すこともできるようになるでしょう。 頬骨を押し上げる時に一緒に皮膚が持ち上がってしまったり皮膚だけを押し上げてしまうとシワの原因になりますので、骨を押すよう意識してください。 立ったまま顔に手を当てても力を入れにくいでしょうから、座ってテーブルなどを利用して頭の重量も使うと押しやすくなりますので試してください。 たるみとほうれい線を取って顔の雰囲気をキュッと引き締めるには、顎の方からも押し上げます。 その方法は軽く顎を上げて、右手の親指を開いて親指の付け根を顎の骨に当て、顎のたるみを横へ押し流す感覚で耳まで力を加えながら押し上げます。これを数回繰り返し、逆側も同じように押し上げます。 骨と骨が離れてしまっては効果はないのでしっかりと骨を意識しながらやりましょう。

セルフ骨気の準備

上手にセルフ骨気を行なうコツに、爪を短く切っておくというのがあります。骨を押すのには指先にも力が入りますので、長い爪では邪魔になり危ないからです。下手をすると顔を傷つける凶器にもなるのが長い爪です。 確実に力を込めて骨を押せるように短い爪で臨みましょう。そして手の滑りを良くするためにマッサージオイルやクリームを塗っておくのも、肌に余計な負担をかけないで済む良い方法になります。 骨を押すときには当然肌にも力がかかるので、擦れたりシワになってしまうからです。それを防ぐためにもクリームなどで滑りを良くし摩擦を少なくしましょう。爪を切って潤滑油替りのクリームを塗ったら血色をよくする骨気をやってみましょう。 手を軽く握って指の第一・二関節の間の骨を、頬骨の上側にピタッと当てましょう。そのまま顔の中心方向に向かって頬骨を押すよう力を入れます。鼻の方向へ力を入れ、そのまま約10秒間耐えます。これを左右両方順番に、あるいは同時に行います。 最初は確実にひとつずつ、慣れてきたら同時に行うようにします。時間がないと急いで同時にやりたくなるものですが、速さよりも確実さが求められますので、骨気の腕が上がるまでは着実に片方ずつ行ってください。 力を入れる時も皮膚ではなく骨に意識を集中して、皮膚だけ引っ張ってしまわないように注意しましょう。まぶたの腫れぼったさを解消するセルフ骨気もあります。 これは人差し指を曲げて第一・二関節の間の骨を目頭の上、眉骨の下側に当ててゆっくりと眉骨を押し上げつつ目尻に向かって指を3回滑らせます。